佛教大学 教育社会学 第1設題 &第2設題

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    資料紹介

    設題1→学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて…
    設題2→学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのか…

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    「第1設題」
    学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べてください。
     これまで日本では、学歴社会はあまりいいイメージで語られることはなかった。「受験地獄」や「偏差値輪切り体制」などという言葉とともに用いられ、その人間が内面的に持つ「本来の資質」を考慮せずに、うわべの「勉強ができるかどうか」だけでその人間を評価する理不尽かつ非人間的な社会として語られることが多かった。しかし、今、一流大学を卒業し、一流企業に就職した人間がリストラや倒産で職を失う事態が頻繁に生じている。学歴社会というひとつの物語にのっていれば、とりあえずはよかった時代は過ぎたといわれるゆえんである。
    また、一流大学を出た人物が汚職やセクハラなどで職を追われるケースも多々ある。学歴社会で高位についた人間が、実は内面的には「立派な人間」ではないのだ。ということもある。しかし、いじめ、不登校、非行など子どもたちの問題を学歴社会に原因があるとするのは妥当なのだろうか。学歴社会を非学歴社会にすればさまざまな教育問題は解決するのだろうか。
    学歴社会とよく混同される言葉に...

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