アメリカ文学史(分冊1):合格リポート.doc

閲覧数3,058
ダウンロード数28
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    アメリカ文学史のリポート分冊1(合格済み)です。

    課題:教材3勝の概要をリポート前半でまとめる。IrvingとCooperの作品をそれぞれ一策読み、解説ではなく実際に読んだ作品感想をリポート後半でまとめる。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    0414 アメリカ文学史:分冊1

     独立まもない18世紀後半のアメリカはアメリカ人としてのアイデンティティを獲得しようとした時期であろう。それは文学にも多くみられる。アメリカ文学とイギリス文学の相違について国文学の定義に関する議論があった。当時最も台頭した分野は小説である。元来小説は不道徳なものとしてみなされていたが英国本国でのバニヤン、デフォ、リチャードソンの功績により一般的なものとなり、合衆国でもこの流れをくみ多くの作品が誕生することとなった。口語的、写実的、そして愛国心への意思表示が18世紀アメリカ文学の特色として挙げられよう。

     合衆国人としての愛国心を表現しようとする一方で米国社会への批判を表した小説家もいた。それが顕著に表れているのはHugh Henry Brackenridgeの” Modern Chivaly”シリーズを挙げる。このシリーズは『ドン・キホーテ』のように主人公は召使を伴って世界を旅し、その途中でさまざまな困難に遭うという筋書きであるが、保守的な愛国主義者、米国社会の負の部分(奴隷制度、銃での抗争等)に目を向け米国社会の弱点を述べている点において、構造が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。