2011年 佛教大学 社会福祉原論第1設題、B判定 現代社会において社会福祉の目的や果たすべき役割またそのあり方について対象である社会問題としての生活問題をふまえて述べよ

閲覧数1,563
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    資料に関する説明及び紹介文句を入力してください。
    (検索、露出及び販売にお役立ちます)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     現代社会において社会福祉の目的や果たすべき役割またそのあり方について、対象である社会問題としての生活問題をふまえて述べよ。
     社会福祉の基本となる目的は、憲法第25条の生存権保障に基づき、我々の「健康で文化的な最低限度の生活」を保障し、また生存だけでなく生活権を確保することである。社会福祉の対象となる生活問題は社会が生み出すものであるために社会福祉が機能する必要がある。
    社会問題としての生活問題は労働時間に規定されるものと地域との規定により生じるものがある。労働問題から規定されるものは、経済的生活困難、健康破壊、生活力の低下、不適応、社会関係の悪化などとして現れるもので、労働と生活の循環が滞り労働力再生産が生活過程において順調に進まない状態として現れる。また、地域との規定関係で現れるものは我々の日常生活と関連しており、個人的再生産と共同的再生産により成り立つ。共同的再生産は、住民間の相互扶助、連帯、共同業務であり、共同を基礎に整備された公共サービスや社会的消費手段である。
     かつて自給自足の生活を行っていた頃は、労働と生活は地域共同体において統合されており、生活に必要なものは地域共同...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。