肢体不自由の障害分類と障害特性について

閲覧数3,731
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    東京福祉大学通信教育課程「肢体不自由の心理・生理・病理」のレポート参考に。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「肢体不自由の障害分類と障害特性について述べよ。」
    肢体とは、四肢と体幹(頭部、内臓部を除く)からなり、肢体不自由とは、肢体の形態・機能的障害により、身体の運動・動作が不自由な状態にあることで、神経、筋肉、骨・関節などの運動・動作に関係する器官が、種々の外傷や疾病によって障害を受けている状態をいう。
     肢体不自由の分類基準には、障害の種類・部位を示しているもの、歩行・筆記等日常生活における基本的動作等の文言で基準としたもの、医学的起因疾患に基準をおくもの等がある。
     また、先天的・後天的など障害発生の時期によるもの、軽度から最重度といった障害程度によるもの、脳損傷性、非脳損傷性等の障害特性によるもので分類されることがある。
     主な疾患については、脳中枢神経の損傷に起因する脳性疾患が全体の7割以上を占めており、その内の約45%は脳性麻痺である。脳性麻痺は、脳が未熟である間に、脳の中の運動神経の中枢に傷害を受けたときに起こる。主な原因としては、妊娠中の母親の妊娠中毒や糖尿病、風疹等の病気、切迫流産、分娩時の難産、仮死出産、未熟児、出産後の重度黄疸等である。脳性麻痺は、筋緊張の異常の種類に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。