Z1105 学校教育課程論 合格済み (佛教大学リポート)

閲覧数1,579
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
     教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成する為に、教育内容を児童生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した教育計画のことである。
     教育課程の基準を、学習指導要領の変遷に沿って見ていく。第二次世界大戦後、大きな教育改革が行われた。文部省は、戦前に形成された国家主義を解体し民主主義を日本に定着させるため、教科書から戦意高揚に関する記述をなくし、修身科(国家への忠誠心を育む教育)を廃止し新たに「公民科」を設置すること、画一的教育から生徒の自発性を重視した教育へ転換すること、などを念頭に置き改革に着手した。昭和22年、最初の学習指導要領が制定されたが当時の指導要領はあくまでも手引書扱いに過ぎなかった。この指導要領の中で、小学校の教育課程(当時は「教科課程」)は国語・社会・算数・理科・音楽・図画工作・家庭・体育・自由研究の9教科に制定された。修身・歴史・地理の代わりに「社会科」が新設され、これまでの内容に加え民主主義的な社会形成のための良識や性格を一人ひとりが身につけるべく設けられた。家...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。