成人看護学方法論 アナフィラキシー

閲覧数1,738
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    アナフィラキシーについての資料です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    症状に対する看護
     アレルギー疾患の症状は、アレルゲンによる刺激→IgE抗体と肥満細胞の結合→ケミカルメディエーターの放出という一連の経過を経て出現する。症状の発言および悪化の防止には、アレルゲンの回避が最も重要である。そのためのセルフケアの確立は、長期的・慢性的な経過をたどるアレルギー疾患患者の看護目標となり、以下の3つの視点に集約される。

    疾患およびアレルゲンについて理解し、適切な回避行動がとれる

    症状の出現時に適切な対処行動がとれ、症状の悪化を防ぐことができる。

    自分にとって最も適切で効果的なセルフケアを学習しながら、自分の生活を再編成し常態化できる。

     患者に求められるセルフケアは、日常生活を振り返り、適切で有効な回避方法については維持・強化し、そぐわないもの・適切でないものについては修正していくことである。

    呼吸器症状がある患者の看護
    《患者の特徴》
     呼吸状態の悪化は、疾患だけでなく全身の循環状態にも悪影響を及ぼす。急激に重篤な事態に陥る場合もあり、患者に生命の危機と死の恐怖をもたらす。患者にあらわれている症状と程度を判断し、冷静かつ機敏に適切な援助を行い、呼吸状...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。