心理学概論

閲覧数1,797
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    各発達段階の特徴について述べよ

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「各発達段階の特徴について述べよ」
     人間の全発達の過程を以下の発達段階に区分し、その特徴及び発達課題について述べる。
    乳幼児期
     この時期は誕生から6年間までにあたる。この時期は年代で発達的特徴が大きく異なるため、乳児期(約1年半)、幼児前期(約3歳)、幼児後期(約6歳)にわけて、特徴を述べる。
     乳児期:新生児は、自発運動や認知が主体的に行われる活動的な存在と見なされるようになってきた。養育者に能動的に働きかけて養育行動を引き出すのである。つまり新生児・乳児と養育者との間で、相互作用を展開することが発達にとって必要不可欠なのである。発達初期の子どもにみられる泣き・微笑み・注視などの生得的な行動が、養育者からの働きかけを引き出す上で重要な役割を果たしている一方で、養育者がそれらに対して敏感適切に応答してやることが両者の間の絆の形成にとって重要である。エリクソンは「母親と乳児との間のごく初期からの相互交渉が、後にこどもが出会う世の中の人々への信頼感の発達の基礎を形成する」と述べている。そうであるならば、主な養育者に対して基本的信頼感を確立することが、この時期の発達課題であると言える。
    ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。