繊維の溶解性

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    資料紹介

    実験の目的:繊維の試薬による溶解性を調べ,どのような変化が起きているか検討する。
    試料:10種の基本的繊維
    試薬:100%アセトン,80%硫酸,100%酢酸,5%水酸化ナトリウム,N,Nジメチルホルムアミド(市販品のまま)

    繊維が溶けるといったときには,分子鎖が試薬中に分子状またはコロイド状になって分散する場合と,分子鎖自体が切断される場合とがある.前者を溶解,後者を分解とし,各繊維の溶解性について考察する.

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    繊維の溶解性
                              
    1.目的
       繊維の試薬による溶解性を調べ,どのような変化が起きているか検討する.
    2.方法
      2.1〈試料〉10種の基本的繊維
      2.2〈器具〉ビーカー,試験管,湯煎鍋,加熱具など
      2.3〈試薬〉100%アセトン,80%硫酸,100%酢酸,5%水酸化ナトリウム,N,Nジメチルホルムアミド(市販品のまま)
      2.4〈方法〉①試料の布を5mm角程度に切り,5種ずつビーカーに入れ,100%アセトンを加えたときの変化を見た.
            ②同様に80%硫酸を加えたときの変化を見た.
            ③同じく,試料を5種ずつ試験管に入れ,100%酢酸を加えた.それらの試験管を沸騰水浴中に入れ,変化を見た.
            ④同様に5%水酸化ナトリウムを加えた場合の変化も見た.
            ⑤湯浴を40~50℃にしてジメチルホルムアミドを加えたときの変化を見た.
    3.結果
    表1 各試料の溶解性
    80%硫酸 100%アセトン 5%水酸化ナトリウム 100%酢酸 ジメチルホルムアミド 室温 室温 煮沸 煮沸 40...

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