台湾における英語教育の経緯と現在

閲覧数2,422
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    台湾における英語教育の経緯と現在

    グローバル化が進む中、台湾では小学校英語教育の政策が動き出している。日本では2011年度より小学校5、6年生への英語教育が必修化となるが、台湾はすでに小学校英語教育は必修化されている。アジア各国、台湾での小学校英語導入の現状、経緯、小学校英語教育導入の根拠を検証し、その効果を考察してみたいと思う。
    近年、台湾でも韓国同様、英語への関心の高まりが著しい。元々は、台湾でも日本や韓国同様、英語は学校教育の教科の一環として学ばれ、その英語学習の目的も主に受験のためであった。英語の実用的使用頻度は日本や韓国に比べると低かったと言える。そのように言えるのも1979年にアメリカが中華人民共和国を正式に承認して以来、台湾では西側諸国との国交が断絶され、外国人との接触が比較的制限されていたこと、また、他のアジア諸国の間では、中国語を通じて交渉が可能であることで、外交・ビジネスの場面で英語の依存度がさほど高くはなかったことが主な理由と言うことができる。しかしWTO加盟を契機に、政府は「英語生活環境建設批准計画」を打ち立て、国際的に活躍できる人材の育成に着手し始めた(バト...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。