《心筋梗塞》

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    心筋梗塞についての概要をまとめたもの

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    ―心筋梗塞―                          
    <病態>
      冠状動脈硬化症に基づく冠状動脈の狭窄に伴い、カテコールアミン分泌の変化、血小
     板凝集能の亢進、プロスタグランジン代謝異常が起こり、血栓が形成され、冠血流が途
     絶し、心筋への血流がゼロになることによって心筋虚血が起こる。心筋虚血が続くと、
    心筋細胞内にクレアチンリン酸やATPの減少、乳酸の蓄積が起こり、K+、CK、LDH
    などの血清酵素の心筋細胞外への遊出、ライソゾームの破壊がおこり、梗塞部が広範囲
    に及ぶとポンプ失調がおこる。
    <原因>
      冠動脈の動脈硬化(アテローム硬化)が進行し、冠動脈内腔が狭窄し、血栓が形成さ
     れ、その血栓によって冠動脈が閉塞することが心筋梗塞の原因である。冠動脈の動脈硬
     化は、高脂血症、喫煙、肥満、高血圧、糖尿病などの危険因子によって進行する。
     「急性心筋梗塞の経時的変化」
     
    「心筋梗塞部位と異常Q波出現誘導」
     
    <症状>
      ・胸痛
        胸部中央部、前胸部の突然の激痛、しめつけられるような痛みで、心筋の一部が
        酸素不足になるために生じる。狭心症より長く、...

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