イギリス文学史Ⅰ分冊2

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    資料紹介

    この資料は、日大通信のイギリス文学史Ⅰに関するレポート課題をまとめたものです。分冊2で課題となっている、新聞小説と英国小説勃興との関係について、1800文字程度でまとめてあります。レポート作成の参考に役立つ内容となります。評価は一発合格で非常に良いコメントをいただきました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    イギリス文学史Ⅰ(科目コード0411)分冊2
     新聞小説と英国小説勃興との関係をDaniel DefoeとJonathan Swiftを中心に述べ、彼らの作品とSamuel RichardsonのPamela or Virtue Rewardedとの相異を述べなさい。
     十七世紀後半から盛んだった散文から十八世紀にはいるとジャーナリズム、つまり新聞が急速に広まっていった。当時の新聞は宮廷の御用新聞から始まって、その後も政府の官報という性格を帯びたものであったが、ウィリアム三世の時代になって市民に大幅な自由が与えられ、検閲制度の廃止と共に正しい意味での新聞が生まれることとなった。その後アンヌ王女の時代になってジャーナリズムとしての新聞が確立されると、一流の文学者たちがこぞって新聞に筆をとり、新聞文学の最盛期を創りだした。

     ジャーナリストの最初の人は「イギリス小説の父」と言われるダニエル・デフォー(Daniel Defoe,1660-1731)である。彼はロンドンで非国教徒の商人の家に生まれ、新興中産階級の価値観を一身に体現した人物であった。彼は1704年に『レビュー』(The Rev...

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