R0714-2 通貨危機

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    資料紹介

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    以下の政策領域から1つを選択し、経済の論理と政治の論理がどのように作用しているか具体的に論じなさい。
    (1)安全保障 (2)貿易 (3)金融 (4)科学技術 (5)移民 (6)経済発展と人権・民主化 (7)地球環境問題
     与えられた選択肢の中で、もっとも経済と政治の論理に左右されやすいと私が感じたものは(3)の金融である。また、自分の仕事において最もかかわりが深いのも金融である。特に通貨に焦点を当て、ヨーロッパの通貨統合とアジアの通貨危機を例に、金融政策が経済に及ぼす影響について考えることにする。
    1)ヨーロッパの統一通貨
     1950年代後半の西ヨーロッパでは、ロンドンを中心に外貨預金を自国通貨に変えることなく他国に貸し出す方法を編み出し広めた。たとえばアメリカの企業がヨーロッパで展開していく上で、米ドルが通用しないためにイギリスならポンドに、フランスならフランに換金する必要がある。いったん、ポンドに換えてイギリスで預金していたものを、フランスで使おうとすると再びフランに換えなければならない。このとき二度にわたって換金をするため、資金としては目減りしてしまう。その不利益をなくすために、...

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