精神医学 課題-2

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    資料紹介

    資料の原本内容

    設題名:アメリカ精神医学会の分類できるDSMの多軸評価について説明せよ。
     DSMは5つの軸から構成される。
    第1軸…この分類の中で、人格障害と精神遅滞(これらは第2軸に記録される)以外の種々の障害や疾患のすべてを記録するためのもの。ある個人が第1軸の障害が2つ以上もっているとき、そのすべてが記録される。
    ADHDや自閉性障害など、よく使われる診断名はここの範疇に属する。例として、物質関連障害・気分障害・不安障害・身体表現性障害など。
    第2軸…人格障害と精神遅滞を記録するためのもの。また、顕著な不適応性の人格特徴および防衛機制を記録しておくためにもよい。ある個人が、第2軸診断を2つ以上もっているという状況がよくおこるが、そのすべてを記録しておくべきである。その人に、第1軸診断と第2軸診断の両方ともがあって、その第2軸の診断が主診断または受信理由である場合、(主診断)または(受診の理由)という用語を第2軸の後に書いて、それを示しておくべきである。
    第3軸…その人の精神疾患への理解または管理に関する可能性のある現存の一般身体疾患を記録するためのものである。例として、感染症および寄生虫疾患・新生物・内分泌、栄養、代謝疾患、免疫疾患・神経系および感覚器の疾患など。
    第4軸…心理的社会的および環境的問題で、第1軸、第2軸の診断、治療、予後に影響することのあるものを記録するものです。ここには、人生の不幸な出来事、環境的な困難または欠如、対人関係上のストレス、などがあげられてくる。ある人が、複数の心理社会的または環境的問題を持っている場合、臨床かは関係があると判断されるものすべてを記録していいとされる。
    第5軸…その人の機能の全体的レベルについての臨床家の判断を記録するもの。この情報は、治療の計画を立て、効果を評価し、また転帰を予測することに役立つ。
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