現代日本における宗教とつながりの必要性

閲覧数1,763
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    現代の日本においては、人は自己中心的に、それこそ「幸せ」だけを追い求めているようにしか思えない。「正しさ」に生きれば馬鹿を見るといような考えが蔓延っているように思える。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    現代日本における宗教とは
    12061026
    倉部 宏樹
     現代の日本においては、人は自己中心的に、それこそ「幸せ」だけを追い求めているようにしか思えない。「正しさ」に生きれば馬鹿を見るといような考えが蔓延っているように思える。今回の課題図書『くらしとつながりの倫理学』では、「よく生きる」ということを考えるには「幸せに生きる」と「正しく生きる」の二つの意味が含まれているという。そして、前者は欲望の主体であり、後者は自律の主体であるという。そして自律とは自己決定とは違うものであると述べている。
     
     ここから題名に対する考察に入ります。
     そもそも宗教とは何か、宗教を定義付け出来るのか、と私は考えてしまう。その事に関して、「それぞれの人間には、これが宗教なのだという見方を持っているかもしれませんが、その見方は多種多様で、人によって、イメージがかなり違っているように思えます。これはよく言われることですが、宗教の定義というものは、宗教学者の数ほどある。宗教学者が世界中にいったい何人いるのかはわからないですが、それほど多様な定義が今まで行われてきたということです」(註1)とある。よって、宗教とい...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。