幸せのための教育(要旨・感想)第5・6章

閲覧数2,796
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『幸せのための教育』(原書名:Happiness and Education(Noddings,Nel) )
    ノディングズ,ネル【著】 山崎 洋子 菱刈 晃夫【監訳】 知泉書館、2008
    『幸せのための教育』
    「第5章 家庭を築くこと」「第6章 郷土と自然」 要旨
    第5章 家庭を築くこと
     家庭生活は、ほとんどの人にとって幸せを生みだす第一の源泉となっている。しかし、これまで、家庭を築くことが西洋社会の普通教育に明確に取り入れられたことはなかった。家庭を築くということ・家庭をもつということは何を意味しているのだろうか。
     基本的ニーズとしての家庭は、様々なニーズをひとつにまとめる、統合の機能をもっている。それに加えて、安定性の保持やプライバシーの提供も家庭の重要な特徴である。最も重要な特徴は、家庭がわたしたちにアイデンティティを与えていることにあるといえる。基本的ニーズが一部の文化によってどのように決められるかを理解し、社会の他のメンバーが苦しんでいるときに、そのことを不快に感じるよう生徒を導くことが必要となる。
     しっかりと築かれた家庭は、わたしたちの身体の拡張とみなすことができ、わ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。