S0101 教育原論 第2設題(A評価)

閲覧数986
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    教育原論佛大A評価

    代表キーワード

    佛教大学教育原論S0101

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に
    習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。』
    1.はじめに
    ジョン・ロック(1632-1704)はイギリスの哲学者・社会思想家である。彼は一般に経験主義を代表する哲学者として、また近代デモクラシーの理論を樹立した政治学者として知られているが、教育思想家としての側面は専門家以外にはあまり知られていない。しかしながら、教育の問題は彼の心において常に大きな比重を占めていた。それでは、ロックの教育論とは一体どのようなものであったのだろうか。
    2.タブラ・ラサ説(精神白紙論)
    タブラ・ラサとはラテン語で「何も書かれていない書板」の意味であり、タブラ・ラサ説とは人は生まれた時にはタブラ・ラサのように何も知らず、後の経験によって知識を得ていく、という考え方である。このタブラ・ラサ説を唱えたロックは、心の中には生まれながらに刻み付けられた観念や原理などはないと考えた。子どもは生まれた時はまだ何の観念も持っておらず、成長するにつれて教育によって様々な観念を獲得するようになる。
    こうしたタブラ・ラサ説によりロックは、子どもの教育はまず感覚的訓練から始められなければならな...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。