国連平和維持活動(PKO)改革の意義

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    はじめに
    第二次世界大戦後の1945年、国際連合が設立された。国連は国際平和と安全の維持、加盟国間の友好関係の促進や経済・社会・文化の問題について国際協力を達成することを目的とした機関であり、特に国際平和と安全の維持を目的として開始されたのが国連平和維持活動(Peace-Keeping Operations,以下PKO)である。1990年代に入り、日本ではPKOに自衛隊を派遣するかどうかの議論がニュースや新聞などで取り上げられるようになった。1992年には、国際平和協力法が日本で施行されて、カンボジアや東ティモールなどに日本の自衛隊が派遣され、日本もPKOに貢献するようになった。そもそもPKOとはどのような活動を行うものであるのか、関心を持った人もこの頃多かったのではないだろうか。私はそのひとりである。また、カンボジアや東ティモールのPKOは、成功を収めた事例として知られているが、その一方では、国連が指揮するPKOが展開されていても、現在もなお紛争解決に至っていない地域や、PKOの展開すらされていない地域がある。果たして国際平和と安全の維持のために開始されたPKOは、国際社会全体におい...

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