倫理学

閲覧数1,854
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    人間自我言葉パスカル地球自分宇宙生活他者限界

    代表キーワード

    倫理学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    倫理学レポート
          
    「自我の不正をめぐって」
    副題:自我の認識におけるコペルニクス的転換の「重要性」とその「限界」
    自我はなぜ不正なのか、それはすべてのものの中心になるから、それ自身、不正である。すべてのものの中心になるとはいったいどういうことなのだろうか。それは、自分のことしか考えられないもの、自分がまったく見えなくなっているもののことである。つまり自我の意識のみあって自我の認識を欠くもののことである。私はパスカルが自我の認識における「コペルニクス的転換」を説こうとしていたのではないかと考える。というのも、他者の存在によって創造的な自我が生ずるからである。つまり、すべてのものの中心になる自我、それは宇宙の中心は地球である、という天動説とほぼ同義ではないか。しかし、その考えは間違っていたのだ。しかも、折しもパスカルの生きた時代はケプラーが唱えた惑星運動の3法則によって地動説の正確さが証明された時期であるのだ。地球という単語を人間という単語に置き換えて考えてみたらうまく説明ができる。これまで宇宙の中心で他の星たちを従えていると考えられていた地球は、自分を中心として、ものを見たり...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。