C-2(メチルレッドの解離定数を吸光度測定により決定する。Beerの法則)

閲覧数4,168
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    [目的]
    メチルレッドの解離定数を吸光度測定により決定する。
    [原理]
    Beer の法則 1-1)
    電磁波が試料中を通過するとき、特定の周波数の、または特定の周波数領域内の電磁波の
    うちのいくらかが吸収される。
    入射光ビームが試料中を通過するときのお強度の減少は、光路長、溶液中の吸収成分の
    濃度、および入射ビームの強度に比例すことが多い。モル吸光定数εを用いると次の式に
    なる。
    dI=-εCIdx

    式(2.1)

    図(2・1)の試料の長さ l にわたって積分し、dI/I=d(lnI)を用いるとつぎのようになる。
    I dI
    I
    = I d lnI
    I0 I
    0

    I

    = −ε C 0 dx

    式(2.2)

    および、
    I

    ln I = −εCl または I = I0 e−εCl
    0

    式(2.3)

    l をm単位で、
    C を molm-3 単位で表すと、
    式()からεは m2mol-1 の単位をもつことが分かる。
    一般にεは振動数νに依存する。光のビームが試料中を通過するときには、ある振動数の
    ビームの強度が指数関数的に減少し、その減少量は濃度と、その振動数におけるモル吸光
    定数の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。