【合格レポート】国際政治学 分冊1

閲覧数2,836
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    「G.モデルスキーによる世界システム論の長期サイクルについて、その考え方を説明しなさい。/モンロー・ドクトリンの時代のアメリカ外交について、欧州、中南米、アジアとの関わりの基本原則を説明しなさい。」

    G.モデルスキーによる世界システム論の長期サイクルについて、その考え方を説明する。
    16世紀以降における国際社会の展開によって惹起された戦争とその平和の起伏や大国の興亡を解するために、長期サイクルが働いているとする仮説を立てて検証する、これが世界システム論のテーマである。
    その長期サイクルは、ソ連の経済学者N.コンドラチェフが長期サイクル・モデル(コンドラチェフの波)を主張して以来のものだが、米国の政治学者G.モデルスキーが社会学者のI.ウォーラーステインと共に『世界秩序の長期サイクル』を著し、同書にて新たな近代世界システム論を展開している。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    G.モデルスキーによる世界システム論の長期サイクルについて、その考え方を説明する。
    16世紀以降における国際社会の展開によって惹起された戦争とその平和の起伏や大国の興亡を解するために、長期サイクルが働いているとする仮説を立てて検証する、これが世界システム論のテーマである。
    その長期サイクルは、ソ連の経済学者N.コンドラチェフが長期サイクル・モデル(コンドラチェフの波)を主張して以来のものだが、米国の政治学者G.モデルスキーが社会学者のI.ウォーラーステインと共に『世界秩序の長期サイクル』を著し、同書にて新たな近代世界システム論を展開している。
    モデルスキーの長期サイクルは、1494年以降の国際紛争と覇権国家のパターンを抽出することによって、それらの展開を整理している。それを要約すると、約100年単位で分割された5つの長期サイクルが、以下のパターンに沿って整理されているのだ。
    1、グローバル戦争(国際政治における覇権国家を決めるため)
    2、世界大国(グローバル戦争に勝利し、覇権国家としての力を行使するという点で一時的優位を占めた国)
    3、正統性の喪失(それまでの覇権国家に異議を唱える挑戦...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。