GSR

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    実験心理大学

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    心理学実験

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    序文
    人の精神活動は,表情,態度,言語などである程度は外部から把握できる。しかし,その評価は主観的で客観性に乏しいものである。一方,このような評価とは異なり,精神活動が自律神経の活動により末梢の器官の働きに反映されることを利用する方法がいくつかある。脳波,心拍,呼吸,血圧,皮膚温,指尖脈派,皮膚電気活動(EDA:electrodermal activity)などの生理指標を信号として取り出し,評価する方法である(宮下 1994)。これらの自律神経の生体信号の中で,EDAは他の生理指数と比べて容易に測定できるという利点がある。EDAは皮膚表面の電気的特性の変化である(宮下 1994)。特に精神性発汗部位である手掌部及び足底部でのEDAの一過性の変動現象は皮膚電気反射(GSR:galvanic skin reflex)と呼ばれ,古くから精神活動をよく反映する生体信号として知られている(久保田 1995)。GSRは強い刺激や精神活動に伴い皮膚に一時的に生じる電気的変化であり,興奮・緊張など意識水準が高いと大きく,弛緩・睡眠など意識水準が低いときは小さい(重野 2007)。また,人間の皮膚には...

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