仏教大 リポート 算数科教育法 S0618

閲覧数1,220
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    S0618 算数科教育法 仏教大レポート合格済み
    (最後に評価と所見を載せました) 
    「算数科教育の歴史」「2002年度学習指導要領」
    の特徴と考察
    1、算数科教育の歴史 
    (1) 黒表紙教科書 
     明治時代、教育の国家統制が強まる中、教育内容も一元化されて行った。1905年発行の黒表紙教科書の内容は、厳格な数え主のもとに、数と計算を中心に構築されており、子どもの認識の発達を考慮したものではなかった。 
    (2)緑表紙教科書
    大正時代になり、ドイツの「幾何教育」などの影響から、図形それ自体を扱う内容が見られるようになってはいたが、数え主義の影響がまだ色濃く残っていた。
    昭和時代前期に入り、1935年に緑色教科書が発行され、その内容は、子どもの認識の発達が重視されたものとなった。直感主義と数え主義の対立は解消され、直感を通して理論へ、未分化的なものから抽象へといった心理学上の原則がとられている。そして、計算問題ばかりではなく、数と量と図形のバランスも意識された。
    しかし、残念ながら、この教育の民主化への改革は、ブルジョア階級の人々によるもので、その後のファシズムへの道に歯止めをかける力に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。