日本国憲法

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    日本国憲法

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    「法の下の平等について」
    私たちは、現代社会では国家という単位のなかで生活をしている。そして、国家がある限り、そこには政治を行う人たちと、その人たちによって治められている人たちが存在する。それでは、それらの政治を行う人たちは、なぜその国家において、政治を行っていいとされているのだろうか。
    昔であれば、神話に基づいて、この世の中をつくった人の子孫であるからこの世を治める資格がると言ったかもしれないし、この世の中をつくった人から資格を与えられたと主張したかもしれない(これを王権神授説という)。あるいは、戦争で勝ってこの地を征服したからだと主張したのかもしれない。
    しかし、封建制末期の絶対王政が倒された市民革命以降の近代においては、誰がどうやって政治を行うかということについては、「憲法」として定められることになった。
    ジョン・ロックは、人類は最初に「自然状態」にあったと考える。自然状態では、一人ひとりが完全に自由で、自らの適当と信じるところに従って、自分の行動を規律し、その財産と一身とを処置することができるとされている。また、「自然状態」は平等の状態でもある。
    そこでは、一切の権力と権限とは...

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