終身雇用の現状について

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    ■終身雇用の現状について
    終身雇用は、就業構造や勤労者意識の変化、技術革新、高齢化、女子化や高学歴化などの環境の変化により、徐々に変化している。企業を担う基幹的労働者として新規学卒者を採用し、育成し、定年まで雇用するのが基本であるが、1990年代半ば以降、春季定期採用に加えて秋季定期採用や通年採用が広がるなど終身雇用制度の入り口のところで変化が見られる。定年延長や企業内労働力の高齢化に伴う人事管理上の問題もあって、企業は同一企業内での定年までの雇用が負担となってきている。
    従来の日本型の終身雇用制度にはどのような長所があるのか。第一に、雇用されれば、余程の事がない限り解雇されることはなく雇用者に安心感を与える。年功賃金なので、結婚や、育児などにお金がかかるようになると、大体それに応じて所得も増える。ライフステージに応じた所得保障のシステムといえる。第二に、チームワークで仕事をするのに適している。終身雇用の下では、企業への帰属意識が強く、周りは長い間一緒に仕事をする仲間ばかりなので、意思疎通も円滑に進む。新技術の導入で労働者の配置換えが起きても、同じ企業で働ける事が分かっているので、労働...

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