藩と県民性、そして地方の将来像

閲覧数2,135
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員2,200円 | 非会員2,640円

    資料紹介

    藩と県民性、そして地方の将来像(しょうらいぞう)
    地域別の気質
    おもに気候、風土(ふうど)からつくられたとみられる気質がある。
     ?東北(とうほく)北部型(ほくぶかた)は津軽(つがる)、南部(なんぶ)、秋田(あきた)の3地域に区分できる。?東北(とうほく)南部(なんぶ)、北関東型(きたかんとうがた)、 ?北陸(ほくりく)・山陰型(さんいんかた)、 ?瀬戸内海(せとないかい)沿岸型(えんがんかた)、 ?九州(きゅうしゅう)北部(ほくぶ)・中部型(ちゅうぶかた)、 ?南日本型がある。
     寒冷地(かんれいち)や豪雪(ごうせつ)地帯(ちたい)である???の人間は粘り強さ(ねばりづよさ)、堅実(けんじつ)さといった資質(ししつ)が目立つ。自然の恵
    みが多い地域である???は陽気さ、楽天的といった性格がみられる。北の人間には比較的協
    調性があり、南の人間は自己主張が強い。
    ??は東文化圏であり、???は西文化圏である。?はおおむね西文化である。
     中世までの各地域は、わずかな京都の文化が流れ込んでいたが、その地域古来の独自の気質、文化を保有(ほゆう)しつつ、互い(たがい)孤立(こりつ)した段階(だんかい)であった。
    江戸と上方と諸藩
    上方文化:江戸時代前期の京都、大阪を中心とする上方でつくられる。庶民的で全国的に広がりやすい性格をもつ。
    江戸文化:江戸時代中期の江戸で上方のものとは違う庶民的な性格を持つ。
    江戸時代の地方の人々は、上方や江戸の文化を積極的に取り入れた。東と西の大まかなちがいはできたが、実際には江戸対上方といった図式にはならなかった。
    それは、各地に一国単位の支配を行い独自の主張をする藩があったからである。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「県民性の日本地図」                            2001.12.18(火)
    第十四章 藩と県民性、そして地方の
    地域別の気質
    おもに気候、からつくられたとみられる気質がある。
     ①は、、の3地域に区分できる。②、、 ③・、 ④、 ⑤・、 ⑥南日本型がある。
     やである①②③の人間は、さといったが目立つ。自然の恵
    みが多い地域である④⑤⑥は陽気さ、楽天的といった性格がみられる。北の人間には比較的協
    調性があり、南の人間は自己主張が強い。
    ①②は東文化圏であり、④⑤⑥は西文化圏である。③はおおむね西文化である。
     中世までの各地域は、わずかな京都の文化が流れ込んでいたが、その地域古来の独自の気質、文化をしつつ、したであった。
    江戸と上方と諸藩
    上方文化:江戸時代前期の京都、大阪を中心とする上方でつくられる。庶民的で全国的に広がりやすい性格をもつ。
    江戸文化:江戸時代中期の江戸で上方のものとは違う庶民的な性格を持つ。
    江戸時代の地方の人々は、上方や江戸の文化を積極的に取り入れた。東と西の大まかなちがいはできたが、実際には江戸対上方といった図式にはならなかった。
    そ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。