日本の現在のデフレについて

閲覧数2,792
ダウンロード数27
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ◆ デフレとは何か ◆
    (1)需要不足で物価が下落
    (2)企業の生産縮小や収益悪化
    (3)雇用・所得環境が悪化
    (4)家計部門の悪化で物価が一層下落
    以上のような事柄が悪循環を繰り返しながら不況が深刻化する事。
     政府は、戦後の日本では発生していないとの見解。金融危機で景気が急速に悪化した98年当時も否定している。しかし、今年になって消費者物価が継続的に下落するなか、ITバブル崩壊による輸出の急減など企業部門の悪化が鮮明になっていて、日銀が「注意深く情勢を点検していく局面」と発言するなど、デフレが本格化してきている。
    ◆ デフレに至る日本の経済状況 ◆
    1945〜1955  ・10%以上続く高度経済成長期
    1955       ・第二次世界大戦後、焼け野原
    1956〜1970  ・朝鮮戦争によって、アメリカ軍の滞在 → 急激な成長
               ・地方から東京への移住が進む
    1970       ・オイルショック
    〜1980      ・低成長
    1992       ・不況が続く→ 消費が現象・設備投資も減少
    1997       ・消費税3%から5%へ…
    ◆ デフレの原因は何か ◆
    ≪直接の要因≫
    景気の長期低迷による需給ギャップの拡大。    
    ・GDP5%を超える需要不足(供給超過)
    ・新たな産業の誕生で過剰雇用を吸収という構造調整のメカニズムが機能せず、供給側も設備破棄を徹底できない。
    ≪間接的要因≫
    ・アジア製品の大量流入
    ・IT関連商品の大幅な価格下落
    ・企業・家計が当初の予算価格と購入価格の差額を、貯蓄に回す貯ため
    ≪金融要因≫
    ・89年〜91年にバブル潰しの金融引き締めを実施。これがきっかけでデフレが始まる。
    ・90年代に入り、マネーサプライズが急低下。その後回復せず。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ◆ デフレとは何か ◆
    (1)需要不足で物価が下落
    (2)企業の生産縮小や収益悪化
    (3)雇用・所得環境が悪化
    (4)家計部門の悪化で物価が一層下落
    以上のような事柄が悪循環を繰り返しながら不況が深刻化する事。
    政府は、戦後の日本では発生していないとの見解。金融危機で景気が急速に悪化した98年当時も否定している。しかし、今年になって消費者物価が継続的に下落するなか、ITバブル崩壊による輸出の急減など企業部門の悪化が鮮明になっていて、日銀が「注意深く情勢を点検していく局面」と発言するなど、デフレが本格化してきている。
    ◆ デフレに至る日本の経済状況 ◆
    1945~1955  ・10%以上続く高度経済成長期
    1955       ・第二次世界大戦後、焼け野原
    1956~1970  ・朝鮮戦争によって、アメリカ軍の滞在 → 急激な成長
               ・地方から東京への移住が進む
    1970       ・オイルショック
    ~1980      ・低成長
    1992       ・不況が続く→ 消費が現象・設備投資も減少
    1997       ・消費税3%から5%へ…
    ◆ デフレの原因は何か...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。