図画工作Ⅱ「幼児の描画の特有の表現形式について」

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    資料紹介

    「幼児の描画の特有の表現形式について」

     幼児の絵画は独自の表現の特徴を有しており、幼児の絵は、彼らの身体的、精神的な成長発達の姿を映し出す鏡である。

    幼児の絵の特徴を理解していく観点としては、①描いた対象の捉え方、見方、つまり空間認識の仕方はどのようなものか、②絵画表現に情動がどのように表されているかという2点である。この観点に沿いながら、幼児の絵の特長を示す描法について述べていきたい。

    1 基底線

     5歳前後の子どもが、絵を描く時、画用紙の下の方に底辺と平行に横線を引き、その線の上に、人や家などを並べて描いていく傾向がある。この横線を「基底線」という。

     絵を描く時、描かれる対象物の位置

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    図画工作幼児の描画

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     「幼児の描画の特有の表現形式について」
     幼児の絵画は独自の表現の特徴を有しており、幼児の絵は、彼らの身体的、精神的な成長発達の姿を映し出す鏡である。
    幼児の絵の特徴を理解していく観点としては、①描いた対象の捉え方、見方、つまり空間認識の仕方はどのようなものか、②絵画表現に情動がどのように表されているかという2点である。この観点に沿いながら、幼児の絵の特長を示す描法について述べていきたい。
    1 基底線
     5歳前後の子どもが、絵を描く時、画用紙の下の方に底辺と平行に横線を引き、その線の上に、人や家などを並べて描いていく傾向がある。この横線を「基底線」という。
     絵を描く時、描かれる対象物の位置...

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