保育所の役割について

閲覧数7,251
ダウンロード数30
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    保育所の役割について
     近年、未婚者に限らず、子育てをしながら働く女性が増えている。その原因としては、家庭収入を支えなくてはならない状況にある場合や、個人としての生きがい、自己実現のため、社会関係の保持等があげられる。
     共働き家庭の増加により、働いている間の子どもの世話(保育)が社会に求められる。このような母親の就労保障・子育て支援のための施策としての制度が保育所である。
     現在、子育てを取り巻く環境の変化に伴って、保育所の役割や期待も大きく変化している。
     第1母親の就労により、生活時間の余裕がなくなり、子育てとの両立が困難になる。そのことで、母子との関係に歪みが生まれる。
    第2における子どもの集団の縮小につながる。活動を共にすることで、社会性や個性を育むのに不可欠な集団や人間関係がなくなってしまうと、子どもの生活空間が狭まってしまう。これが、逆に親子の閉鎖的な密着性を高め、子どもの社会的自立、発達などの人格形成に影響を与えかねない状況である。
    第3る。子どもの年齢、性格、離婚後の状況等によって異なるが、離婚後の親自身の欲求不満、経済的不安は子供の情緒不安の要因ともなり、子どもの性

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    保育所の役割について
     近年、未婚者に限らず、子育てをしながら働く女性が増えている。その原因としては、家庭収入を支えなくてはならない状況にある場合や、個人としての生きがい、自己実現のため、社会関係の保持等があげられる。

     共働き家庭の増加により、働いている間の子どもの世話(保育)が社会に求められる。このような母親の就労保障・子育て支援のための施策としての制度が保育所である。

     現在、子育てを取り巻く環境の変化に伴って、保育所の役割や期待も大きく変化している。

     第1に、母親の就労により、生活時間の余裕がなくなり、子育てとの両立が困難になる。そのことで、母子との関係に歪みが生まれる。

    第2に、少子化により、家庭内のきょうだい数の減少というだけでなく、通園・通学先や地域における子どもの集団の縮小につながる。活動を共にすることで、社会性や個性を育むのに不可欠な集団や人間関係がなくなってしまうと、子どもの生活空間が狭まってしまう。これが、逆に親子の閉鎖的な密着性を高め、子どもの社会的自立、発達などの人格形成に影響を与えかねない状況である。

    第3に離婚により、子ども自身に親、家庭像の変...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。