外国為替市場均衡条件と国内マネー・マーケット均衡条件を具体的に説明し、

閲覧数2,301
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    外国為替市場均衡条件について、資金移動を考えると、とある投資家がいたならば、自国マネーと外国マネーの利回りを比較して、基本的に利回りの高低で良いところに投資を決めるだろう。
    例えば、現時点の円ドル・レートが100円、円金利を10%、ドル金利を5%とし、一年先の予想直物円ドル・レートが$1=¥107 と想定すると、投資家の円ドルに対する投資結果、円の利回りが10%(確定)であるのに対
    し、ドルの利回りは12%(予想)であり、ドルの方が高い。
    同じ予測をした投資家がいれば、同じ投資は次々に行われるだろう。
    そして、ドルが上昇し始め、予想直物円ドル・レートが$1=¥102になったとする。
    この時のドルの予想利回りは10%となり、円の利回りとドルの利回りとが等しくなった以上、投資家はさらに続けてドル投資を続けるインセンティブがなくなる。
    こうして、当初$1=¥100であった直物円ドル・レートは$1=¥102までドル高化したところで動きを止める。
    このように、投資家および外国為替市場関係者は、自国のマネーの利回りと海外のマネーの利回りとを等しくするような行動をとる。
    外国マネーの利回りを計算する...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。