測地線の方程式の展開
機械いじりのように分解を楽しんでみよう。
測地線の方程式というのは、ほとんどリーマン幾何学の結論をそのまま持ってきたものであって、一般相対論に特有な思想というのはあまり入っていない。 詳しい意味の説明は第3部のリーマン幾何学の説明の中で行うことにする。
簡単そうに見えるこの方程式がどれくらい複雑なものかというのを実感してもらうことだけがここでの目的である。 意味はあまり考えない。
今から分解するのは次の式である。
添え字には0~3までの4つの数字が入る。 0が時間軸を表しており、1~3が空間の3つの座標を表している。 一つの項の中に同じ添え字が二つ以上あるとき..