【佛教大学】_日本史概論リポート&科目最終試験

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    資料紹介

    2022年度の合格リポートと科目最終試験のセットです。リポート作成の参考にしてください。

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    日本史概論レポート設題①鎌倉幕府と執権政治について

    鎌倉幕府と執権政治について(3200字)

     鎌倉時代は公家と武家の2つの政権が並び立ち、二重に全国を支配する形となった時代である。
    武家政権は鎌倉時代に始まった初めて武士が政権を担ったものであった。その政治運営に関しても一から作り上げなければならず、試行錯誤が繰り返された。その結果として鎌倉幕府は、源頼朝による将軍専制の時代、北条家による執権政治、そして得宗専制の時代へと政治体制が3つに分かれていることが特徴でもあると言える。この移り変わりが鎌倉時代を読み解く上で重要であり、本レポートでは執権政治の時代を中心にこの移り変わりを把握していくことを目的とする。
     鎌倉幕府は源頼朝が始めたが、その政治体制も頼朝の専制支配そのものであった。この時代の政治の安定性は頼朝個人によって支えられていた。この時、頼朝が朝廷のある京都ではなく鎌倉という地で基盤を固めたのは、「朝廷の論理に依存することなく、あくまでも頼朝を中心に、関東武士独自のルールに基づいた世界を作ること」11を目的としていた。幕府は侍所、政所、問注所などの機構に支えながらも、「頼朝...

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