電力

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    電力
    電力(でんりょく、英: electric
    power)とは、単位時間に電流がする仕事(量)のことである。なお、「電力系統における電力」
    とは、単位時間に発電機等によって発電され、送電線によって送られ(送電)、そして電気器具に
    よって消費される、単位時間あたりの電気エネルギーを言う。国際単位系 (SI) においてはワット W
    が単位として用いられる。
    なお、電力を時間ごとに積算したものは電力量 (electric energy)
    と呼び、電力とは区別される。つまり、電力を時間積分したものが電力量であり、量の次元として
    はエネルギーに等しい。

    専門用語では、「電力」とは単位時間に電流がする仕事(量)のことである。単位はW (ワット)
    であり、電圧Vの電源から電流Iが流れているとき、電力はV・Iという式で表せる。つまり電力は、
    電圧と電流の積である(物理学概念の分類体系で言うと、仕事率 (power)
    に分類される)。→#定義と公式

    なお、一般用語(非専門用語)では、「電力」が、電気の形で伝えられるエネルギーを指している
    ことも多い。なお専門用語ではこのエネルギーに関しては「電力量」と呼び分けて区別している。

    電力は電池(← 化学エネルギー)、発電機(← 運動エネルギー)、太陽電池(←
    光エネルギー)などにより、それぞれのエネルギーから電気エネルギーに変換される。これを総称
    して発電と呼ぶ。

    発電された電力はそのまま使うか(自家使用、または自家発電)、または電力網に投入して遠隔地
    に送り、需要のあるところで使われる。電線により、発電するところと電力を消費する負荷とを、
    電力網を介して繋ぐだけで電力の利用ができ、また様々なエネルギー形態、例えば光エネルギー(

    白熱電球やLEDほか)や運動エネルギー(電動機ほか)、熱エネルギー(電熱・冷暖房)そして、
    化学エネルギー(蓄電池や電気分解、電気めっきほか)などなど、他のエネルギーに容易に変換で
    きる優れた特性を持つのが、電力の大きな特徴である。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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