公衆衛生学Ⅰ 姫路大学 【設題2】

閲覧数542
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    姫路大学通信教育課程 公衆衛生学Ⅰ(設題2)の2022年度合格レポートです。(2019年度以降入学)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題2
     食中毒について、原因と症状、拡大防止のための手順などについて説明しなさい。

     食中毒とは、飲食物を介して摂取された病原体やその毒素、有害な化学物質などによって起こる健康障害のことである。下痢や腹痛、吐き気、嘔吐、発熱などの急性胃腸炎症状が主な症状で、病原物質によっては痙攣や意識障害などの他の症状を伴う。食中毒には様々な種類があるが、その原因として自然毒、化学物質、カビ、微生物の4つが代表的である。
     自然毒による食中毒には、フグや巻貝などが原因である動物性と、毒キノコや有毒野草、ジャガイモの芽などが原因となる植物性の2種類がある。症状として顔面や四肢の痺れ、麻痺、眩暈などがあり、意識障害や呼吸困難など症状が重篤な場合には死亡することもある。自然毒は、加熱処理では病原性を失わないため、ジャガイモの芽や巻貝の唾液腺などの有毒部位を適切に除去することや、フグや毒キノコなどを専門家以外は安易に扱わないことが予防として重要である。
     化学物質による食中毒の原因は、農作物の洗浄不足による農薬の残留や、食品の製造・加工段階で有害物質の混入、常温で保存した青魚でのヒスタミン生成のような食品...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。