国語科教育法I

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    資料紹介

    国語科教育法I2019~2022年度リポート課題A評価のレポートです
丸写しはさけて、レポート作成の際の参考資料としてお使いいただけますと幸いです。このご時世で色々と大変だとは思いますが、教員免許取得できるよう一緒に頑張りましょう

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【課題】
    ジャンル別教材の指導例として、小説・評論・詩歌・古典の別にそれぞれ述べなさい。

    【リポート本文】
    国語という教科は、その取り扱うジャンルによって大きく指導法と教材観が変わる。
    まず小説に関する指導法としては、「1つの作品にほぼ確実に複数通りの解釈が存在する」という点を念頭に置いて、生徒にいくつもの解釈があることに気づかせて言語活動の能力を養う指導と、朗読によって話す力を伸ばす指導がある。顕著な例の教材としてあげられるのは中島敦作の「山月記」である。こちらは登場人物の「袁傪」が虎になってしまったかつての友「李徴」と再会するという物語だが、この物語には非常に解釈が分かれる点がいくつもある。「李徴が虎になった理由」「最後に李徴が月に向かって吠えた理由」「作者はこの物語で何を伝えたかったのか」というように、小説は明確な解釈を提示しない傾向が多い。そのため、生徒一人一人によってその解釈が異なり、またそもそも大枠を掴めず解釈できない、という事も予想される。そうした前提を踏まえ指導をする際は、まず作中に登場する要素を整理し、生徒に解釈の分岐点を示し、生徒それぞれの解釈にたどり着けるように...

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