【A判定】神経・生理心理学(東京福祉):生理心理学の観点からみた向精神薬の働きについて述べよ。

閲覧数1,379
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    《設題》生理心理学の観点からみた向精神薬の働きについて述べよ。

    A判定をいただいたレポートです。
    指定の教科書や参考文献を参考に記述しているので
    分かりやすくまとめられています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    生理心理学の観点からみた向精神薬の働きについて述べよ。

     神経細胞から神経細胞への信号伝達が行われる接合部分のことをシナプスと呼ぶ。軸索終末部と樹状突起間、軸索終末部と細胞体間に形成されることが多い。ほとんどのシナプスは化学物質、神経伝達物質によって信号が伝えられる。そのようなシナプスを特に化学シナプスと呼ぶ。信号を出す側の神経細胞、つまりシナプス前細胞と信号を受け取る側の神経細胞、つまりシナプス後細胞との間は密着しているわけではなく、わずかに隙間がある。この部分をシナプス間隙という。シナプス前細胞が興奮すると軸索終末部から神経伝達物質がシナプス間隙に放出され、シナプス後部の受容体に結合することによってシナプス後細胞の活性化状態が変化する。神経細胞同士の信号伝達を引き起こすのはシナプス前細胞が興奮するからである。
     向精神薬とは精神に影響を与える薬の総称である。この精神治療薬の代表的なものとして、統合失調症に用いられる抗精神病薬やうつ病に用いられる抗うつ薬、不安障害や睡眠障害などに用いられる抗不安薬などがある。躁病や躁うつ病には気分安定薬が用いられ、また抗てんかん薬や抗パーキンソン薬...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。