公衆衛生学Ⅰ②  姫路大学 合格レポート

閲覧数2,915
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【合格済】公衆衛生学Ⅰ 設題2 姫路大学 
    〈食中毒について、原因と症状、拡大防止のための手順などについて説明しなさい。〉

    1696字  参考文献あり

    作成の手引き
     病原微生物によるもの、その他の物質によるものを解説する。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題2 食中毒について、原因と症状、拡大防止のための手順などについて説明しなさい。

     初めに、食中毒とは、一般に食品を摂取することにより起こる急性胃腸炎症状を主な症状とする健康障害とされている。食品衛生法で、病因物質として「自然毒」「殺菌、ウイルス」「化学物質」「カビ」などがある。日本における食中毒自件数について、古くは自然毒によるものが半数近くを占めていたが、1970年以降現在に至るまで、微生物性食中毒が70%以上を占めている。
     ここで、それぞれの病因物質について述べる。
     まず、「自然毒」による食中毒は、動物性と植物性に分けられる。動物性は魚介類である。例えば、フグの内蔵には神経を麻痺させるテトロドトキシンが含まれていたり、魚類によって毒素を蓄えるものがある。植物性は、植物固有の有毒成分が毒素である。毒キノコ、有毒野素、ジャガイモの芽などによる食中毒がある。自然毒による食中毒予防には、食材の選別、除毒、解毒が必要である。
     「化学物質」は、残留農薬や有害物質混入、食品変性などによる食中毒がある。残留農薬による食中毒とは、収穫した農作物をよく洗浄せずに摂取することによる急性中毒で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。