<経済開発論分冊2>日本大学通信2018-17年度

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    資料紹介

    講評:課題内容に沿った構成、内容もポイント、キーワードにほぼ沿っています。貧困の程度に基づいたデータ活用、政策の具体例があれば更に良いものとなったでしょう。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    課題:発展途上国の農村における貧困の実態について、データを用いて具体的に説明した上で、貧困撲滅の
    ためにはいかなる政策を推進するのが望ましいか論述しなさい。
    世界的に農業従事労働者の比率は下降傾向だ。しかしながら発展途上国での農業依存度は、世界食料農業白
    書によれば 50%~70%以上と、依然として高い。ただ生産性は依然、低迷だ。更には貧困から略奪・紛争、労
    働者の病気や都市流出で、労働力の質も向上しない場合も多く、発展途上国全体の深刻な国際問題となってい
    る。ここでは発展途上国の貧困層と農村の関係や背景を把握して、今後の展望を見ていきたい。
    まずは農村の貧困の実態だ。第二次世界大戦後から発展途上国の独立志向も後押しし、伝統的農業部門から
    の余剰労働力を現代的な工業部門等に移転する事で、工業化並びに農業部門の相互交易効果から持続的な発展
    が促される(二重経済発展モデル)期待が高まった。つまり自由競争や貿易によって得られた利益は貧困層も
    含む全体にも還元され、所得が底上げされる効果(トリックルダウン効果)が期待されたが、農村の貧困は改
    善されず、工業部門を含めた都市産業部門との格差だ...

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