中央大学法学部通信教育課程 評価B 2020年 心理学 第4課題

閲覧数2,842
ダウンロード数23
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2020年度、中央大学法学部通信教育課程の心理学の第4課題です。評価はBでした。課題は『フロイトの精神分析、ロジャースのクライエント中心療法、ベックの認知療法について、それぞれの理論の基本的な考え方を説明しなさい。また、日常生活におけて、自分なりの上記の理論の応用について具体例を挙げて考察しなさい。』です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    心理療法とは、心理的問題を持つ人に対して心理的な援助をし、不適応からの回復を図ろうとする理論及び技法の体系をいう。心理療法の幅は広く、その種類も様々であるため、各心理療法が治療において目指すところや、治療の仕組みなどの特徴を理解し、解決すべき問題に最も合った療法の適用が重要となる。
    心理療法には柱となる手法として、精神分析療法、クライエント中心療法、認知行動療法の3つがある。現代心理療法の源流となったのが、フロイトが創始した精神分析療法である。フロイトは精神分析について、抑圧された心的なものを意識化する仕事と定義しており、精神分析が本質的に目指すところは、症状の消失ではなく人格の変容であり、その結果として症状が消失するとした。自由連想法は、精神分析の最も基本的な技法である。この技法において患者は、頭に浮かんだことをそのまま一切の批判を加えずに連想し、それを治療者に話すことを求められる。そして、治療者は患者の言葉から、その心の動きをたどり理解していく作業を続けていく。患者は無意識のまま話し続けるが、連想を辿っていくうちに抑圧したものに到達し抵抗を見せる。この抵抗を分析し潜在意識を顕在化す...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。