聖徳 心理学史 第1課題 合格レポート 評価A

閲覧数3,293
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    合格レポート評価:A

    文末に参考文献を記載してあります。

    設題:

    ゲシュタルト心理学の基本的考え方と、現在の「知覚心理学」「認知心理学」以外に与えた影響を説明せよ。(1600字)

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題
     20世紀初頭にドイツで提唱されたゲシュタルト心理学は、「全体は単なる要素の集まりではない」という全体論の立場に立ち、心理学の世界において新しい風を与えた。その後、ゲシュタルト心理学者の多くはナチスに追われ、アメリカへ移動し、アメリカの心理学界に大きな影響を与えたのである。本レポートでは、ゲシュタルト心理学の基本的な考え方と、現在の知覚心理学や認知心理学以外に与えた影響を説明することを目的とする。

     ゲシュタルト心理学は、1910年代初頭、ウェルトハイマー(Wertheimer, M. , 1912,23)を創始者として、ドイツで生まれた。その成立の背景には、エーレンフェルス(C . Von Ehrenfels, 1890)による「ゲシュタルト質」の指摘があった。エーレンフェルスは「ゲシュタルト質」を、「ゲシュタルト(=形態)は独立の感覚ではなく、要素的感覚がある仕方で集まった際に、新たに生じる性質である」と説明したのである。プラハ大学でエーレンフェルスの講義を受けたウェルトハイマーは、プラハ大学を卒業した後、ベルリン大学とヴェルツブルグ大学で心理学を研究すること...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。