【社会保障論 A評価】国民年金制度の概要と課題について述べよ

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    資料紹介

    レポートを作成する際には、図書館で最新・最適の参考文献・資料を探しました。
    また、公官庁のデータも、レポート作成時点において、最新のデータを用いています。
    さらに、誤字や脱字、文章構成についても細心の注意を払い、そうした形式面でのミスは
    最小限度に抑えています!


    レポートで何を書いていいのか分からない方や、
    なかなかレポート作成のための時間を作れない社会人の方、

    私の資料が、社会福祉士を含む福祉専門職を目指す、
    通信教育学生(特に社会人!)の方の勉学の一助になれば幸いです!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「国民年金制度の概要と課題について述べよ」
    1.はじめに:国民年金制度の仕組みと適用

     国民年金は、高度経済成長期にあたる1959(昭和34)年の国民年金法の法制化と続く1961(昭和36)年の同法の完全施行に基づいて創設された制度であり、老齢や障害、死亡によって生活の安定が損なわれた者に対し、必要な給付を行う社会保障制度の1つとして位置付けられる。

     国民年金は当初、自営業者や農林水産従事者等を対象とした制度として、厚生年金や共済年金と並ぶ公的年金制度の1つであったが、1970年代以降、財政基盤の脆弱性等の問題が露呈したことから、1985(昭和60)年に抜本的な改革が行われた。この改革は、国民年金の適用を全国民に拡大し、国民年金を通して全国民共通の基礎年金を支給することとし、国民年金は公的年金制度体系の1階部分を、厚生年金及び共済年金は2階部分(報酬比例年金として支給)をそれぞれ構成する、2階建ての年金制度へと再編成するものであった。

     以上の経緯を踏まえた上で、国民年金の被保険者を加入形態や費用負担の違いにより区分すると、第1号被保険者(日本国内に住所を有する20歳以上60歳...

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