中央大学 通信教育部 2018年 環境法 第1課題

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    中央大学通信教育2018年度 評価はAになります。

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    第1課題

    1,廃棄物法制度の概要

    我が国の廃棄物法制度は,多くの法律に規定されている。廃棄物処理法1条は,その目

    的として,廃棄物の排出の抑制及び廃棄物の適正な分別,保管,収集,運搬,再生,処分

    等の処理をし,並びに生活環境を清潔にすることにより,生活環境の保全及び公衆衛生の

    向上を図ることを定めている。同法は,高度経済成長期の我が国において,産業活動の拡

    大・国民生活の向上等に伴い排出される廃棄物の量が飛躍的に増加し,それらが公害の原

    因となっているという実態に鑑み制定された。同法は,事業者に産業廃棄物の処理責任が

    あることを明確にし,廃棄物処理業・処理施設に関する規定を整備するとともに,収集・

    運搬・処分といった廃棄物処理の体系を整えている。また,今日では,持続可能な発展を

    実現するためにも,従来の非循環型社会から循環型社会への転換が廃棄物法制度において

    重要な課題とされている。そのため,リサイクル関連の法律として,資源有効利用促進法

    が定められ,家電リサイクル法,容器包装リサイクル法,自動車リサイクル法等の,個別

    物品の特性に応じた規制を実施する...

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