算数科指導法 第1分冊 A評価

閲覧数3,685
ダウンロード数27
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    A評価をもらったレポートです。
    算数教育の歴史と算数的活動について書きました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    <課題①>

     算術・算数教育の歴史を明治時代の学制発布から現在まで考察し、わが国の算数教育における重点がどのように変わってきたか叙述する。

    日本における数学教育は、第二次世界大戦を境に大きく分けられる。戦前・戦中では、初等教育終了が一般市民の最終学歴であり、日常生活で必要となる数学的な基礎知識と計算などの基本技能の習得が初等教育での教育目標となっていた。戦後は、中学校までが義務教育となり、代数や、図形の性質を証明する幾何などを全員が習得することとなった。

    1872(明治5)年に学制が発布され、学校教育では和算から洋算を指導するようになり、使用する教科書も欧米の数学書を翻訳・翻案したものが使われるようになる。1905(明治38)年には教科書国定制度に変更された教科書が使用され、計算技術の教授を中心として単位換数も扱われるようになる。当時の教育目標である「形式陶冶」の影響を受け、算術目標の一つに「思考訓練」が挙げられた。1918(大正7)年には、工業化社会への対応のためイギリスから数学教育改革が始まる。この影響により、日本でもグラフや図形の展開図から表面積、体積を求める問題が取り入ら...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。