聖徳大学 参与観察と非参与観察の違いについて(社会調査法Ⅱ)評価:B

閲覧数9,214
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    聖徳大学通信合格レポート 第1課題第1設題
    課題:参与観察と非参与観察の違いを述べよ。その際、各方法の長所と短所が分かるように説明すること。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会調査法Ⅱ 第1課題第1設題
    社会調査には多くの種類があり、分類の仕方も一義的ではない。よく知られている二分法には量的調査と質的調査があるが、質的調査にも様々なものがあり、扱うデータも多様である。質的調査のデータ収集方法は、個別インタビューなどの「面接法」と、「観察法」に大きく分けることができる。そして観察法には、「参与観察・非参与観察・統制的観察」の3つのタイプがある。

    「参与観察」とは、調査者が調査対象になる人々やその活動の場面にメンバーの一人として入り込み、そこで見聞きした事象を記録にしていくことである。対象社会の「内部」にいて、直接的に出来事を観察してデータを収集するものであり、この際に調査者自身の体験も貴重なデータとなる。参与観察はインタビューと同様に質的調査の基礎的手法であり、具体的には、観察→調査・観察者の観察中の記録であるフィールド・ノート等からの分析→調査報告の記述といった過程でまとめられる。また、観察調査の記録にテープレコーダーやカメラなどを使うこともある。参与観察における調査者の「参与」の程度には違いがあり、①「完全なる参加者」、②「観察者としての参加者」、③...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。