佛教大学 Q0103 西洋の歴史 科目最終試験用【2017年度 90点合格】

閲覧数3,739
ダウンロード数27
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    佛教大学通信課程、西洋の歴史(Q0103※他のコードでも課題が同じ場合は参考にしていただけるかと思います。)
    科目最終試験用にまとめたものです。

    2017年度実施の試験では①が出題され、90点での合格でした。
    解答の丸写しは一切禁止されていますので、あくまでも参考用としてご利用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1、古代ギリシアと古代ローマがいかにして西洋世界の基礎を形成したのか、論じなさい。
    古代ギリシア

     古代ギリシアで成立した都市国家ポリスは西洋世界の基礎において重要な役割を果たしている。ポリスは中心市と田園地帯から構成され、中心市には城砦・広場・神殿・人々の住宅があり、田園部にはいくつかの小さな村落や農耕地・牧草地がある。それらをまとめてポリスと呼ぶ。ポリスの政治は王政、貴族政を経て僭主の専制へと推移した。優れた僭主が続かなかったことにより僭主政は打倒され、民主政となり、ポリス単位でさまざまな制度が作られていた。

    このような都市国家の概念は古代ギリシアに生まれ、その後地中海世界全体へ、そして西洋世界各地へと広がりをみせる。
    古代ギリシアのポリスであったアテナイでは、奴隷制を除いて市民は原則的に自由で平等であった。この点においては自由への概念が進展していたことがわかる。

    後のフランスの思想家ルソーや、ドイツの哲学者ヘーゲルは、古代ギリシアの民主制を「近代民主主義の原点」ととらえている。
     ギリシアの諸ポリスはマケドニアによって滅ぼされ、フィリッポス二世に代わって即位したアレクサンド...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。