日大通信 地誌学 分冊Ⅰ

閲覧数1,953
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    問 アメリカ合衆国における自然環境(地形・気候など)と、各地の農業生産の関連性についてまとめること。具体的な事例(西海岸地域など)を含めて説明すること。
    キーワード 集約的農業 大規模機械化農業 アグリビジネス セントラルバレー

    合格レポートですがあくまでも参考にお使いください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    アメリカ合衆国は東西南北に後代に広がる大陸国家であり、地域によって気温や降水量、土壌条件など大きな違いがある。大きな地形的特徴は、山地や低地の規模が大きく、その配列が比較的単純なことである。東部にはアパラチア高地が、西部には4000mを超えるロッキー山脈、シェラ・カスケード山脈が連なり、この東西の二大山脈に挟まれた間に、西からグレートプレーンズ、プレーリー、中央大平原が広がる。アパラチア山脈以東の地域はアジア東部と似た気候で、特に大西洋沿岸部は日本と似ており、夏は高温多湿で冬は緯度の割には寒い。対照的にロッキー、シェラ・カスケード山脈以西の太平洋沿岸の気候は温暖な冬と涼しい夏に特徴づけられている。なかでも南半は降水量が少なく、乾燥した夏と温暖で降水量の多い冬になる地中海気候となっている。

    こうした沿岸部とは別に、アパラチア山脈とロッキー山脈に介在する広大な平野部の東側地域では湿潤地域を形成するのに対し、西側地域は半乾燥地域となっている。東側では雨が多いため、中部の中央平原やグレートプレーンズあたりでは大豆やとうもろこしの栽培が盛んである。一方西側では、小麦などの乾燥に強い作物が栽培さ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。