ロースクール民事訴訟法第4版全解答例

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    資料紹介

    ロースクール民事訴訟法第4版(最新版)の全QUESTIONの解答例です。ヤメ裁教官によるチェックあり。2016年時作成。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    UNIT1 重複起訴の禁止と相殺の抗弁
    QUESTION1
    1)
    1.設問前段
     まず、後訴たる給付訴訟の提起については訴えの利益が認められる。先行する消極的確認訴訟で被告が勝訴しても既判力によって債権の存在が確認されるにとどまり、執行力を確保することができないからである。他方、消極的確認訴訟での原告敗訴判決は給付訴訟の認容判決に包含される関係にあるものの、先行する消極的確認訴訟は別訴提起により訴えの利益を失わないと解される。確認訴訟は給付訴訟に当然に劣後するものではなく、また、後訴提起によって先行訴訟が不適法とされると敗訴濃厚な前訴被告が別訴提起により前訴審理をすべて無駄にすることが可能となるからである。そうすると、本問では、前訴後訴ともに訴えの利益の面で不適法となることはないため、後訴が重複起訴の禁止(142条)に抵触しないかが問題となる。
      この点、重複起訴禁止に触れる「事件」であるか否かは、基本的には当事者の同一性、審判対象の同一性をもって判断される。本設問では、当事者が同一で訴訟物も同一であるから、同一の「事件」であるといえ、後訴は重複起訴として不適法となる。
    2.設問後段..

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