聖徳大学 人格心理学課題1「ビッグ5理論はパーソナリティを類型、特性のどちらと捉えるか論ぜよ」

閲覧数6,137
ダウンロード数30
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    聖徳大学 人格心理学課題1 評価はSでした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題 第1設題

    Q:ビッグ5理論はパーソナリティを類型または特性のどちらと捉えるか論ぜよ

    パーソナリティとは、個人の思考と行動を特徴づける一貫した傾向のことを言う。個人の素質と環境との相互作用から形成され、心理学では気質、性格、能力の三要素の複合体と考えることが多い概念である。

    パーソナリティの捉え方には類型論と特性論がある。ビッグ5理論では、このパーソナリティを類型、特性のうち、特性と捉えている。なぜ、特性と捉えているのであろう。まずは類型、特性それぞれの理論について確認する。

     類型論とは、一定の原理に基づいて典型的な性格を設定・分類し、それに当てはめて個々の性格理解をしようとするドイツで発展した考え方である。代表的な研究者としてクレッチマーやシェルドンなど、体質的・生物学的特徴に求める立場と、シュプランガー、ユング、フロイトなど心理的特徴に求める立場に分かれる。類型論は、客観的かつ全体的に性格を把握するには、簡単で理解し易く便利なため、一般にも受け入れられ易いが、中間型や移行型が無視されがちで、性格を固定的に考え易いという難点がある。

     一方、特性論は、特性(様々な...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。