2024 明星大学 PG3060 理科教育法3 1単位目 合格レポート

閲覧数2,306
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員11,000円 | 非会員13,200円

    資料紹介

    2024年度から、全国で出題されました、明星大学・通信教育課程・PG3060 理科教育法3の合格レポートです。成績優をいただきました。【解答は、理系卒業者による自身で作成後、添削済の正答です】

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    PG3060 理科教育法3 1単位目
    1.明治5(1872)年に文部省によって出された「学制」の基本的なねらいを述べよ。また、その時に出された「小学教則」の自然科学関係の教科別時数と、現在の小中学校の教科別時数の特徴との違いについてテキストから学んだことをまとめ、それについて私見を述べよ。
    【解答】

    日本の近代的な学校教育制度を初めて定めた「学制」の基本的狙いは、各人の生きていく能力を身に付けるための実用的教育を大切にするということである。それは、教育は国家のためのものでなく、個人のためのものであるという個人主義に基づいている。

    学校教育としての科学教育は「小学教則」で初めて導入された。このうち、養生口授・理学輪講・博物・化学・生理という教科名であった自然科学関係教科の配当時間数は、1872年における全教科の時間数の14.4%を占める。この時間以外に、洋学者によって書かれた科学啓蒙書を読み理解する読本輪講等の科目でも、主に自然科学が学ばれている。それに対して1980年の小中学校の「学習指導要領」での理科の配当時数は全教科の10.2%であり、これは2011以降も変わっていない。これよ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。