佛教大学 M1609 漢文学 第1設題

閲覧数2,616
ダウンロード数27
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学 漢文学の第一設題 合格済みです。よろしければ参考にお使いください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    漢文とはどのような文体か、その定義を具体的に述べよ。
    私たちがイメージする漢文とは中学校や高等学校で習ったような、漢字が並び、句読点や返り点などがついたものが一般的だろう。もしくは原漢文といわれる、句読点や返り点の一切ついていないものが漢文だと考える人もいるだろう。もともと返り点や「、」や「。」などの句読点は、中国から入ってくる資料や書物に日本人が読みやすいように施したものである。
    では日本人によって手を加えられたそのような文章は漢文と呼べるのか、また、日本人が中国の皇帝に宛てて書いた文章は漢文と呼べるのか、漢文と呼ばれるものの定義について考えたい。
    漢文とは中国の古典である。そして現代の中国や台湾の学校では漢文は必修科目となっている。その理由は当時の中国の言葉は文語と口語に分かれており、文学作品や資料を読む際に専門的な知識や読み方が必要になるからである。中国の言語は文章語の文言と、口話の白語に分かれる。現在の中国では会話はもとより、文章にも白語が用いられている。
    では漢文は現代で姿を消したのかと言うと、そうではない。現代の漢文は新詩と呼ばれている。その一方で古来からの漢文も旧詩と呼ば...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。