明星大学 地学概論1 PG2060 2単位目 合格レポート

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    資料紹介

    明星大学 地学概論1 の2単位目の合格レポートです。2017年に提出して合格したものです。
    参考文献:地球のしくみ 新星出版社
    2単位目
    1.約 2.5 億年前の生物大量絶滅事件のシナリオについてプルームテクトニクス理論を用いて論述
    せよ。
    2.地球誕生から 27 億年前までの地球の大気組成はどのような歴史を経て変化してきたかを3つの
    ステージに分け説明せよ。また、現在の地球大気と金星、火星大気組成の違いについても記述しな
    さい。
    3.地球に磁場が形成したことによって現代文明にとって欠かせない鉄資源が生み出された。地球
    磁場成立の過程(メカニズム)と鉄資源が生み出されるまでの一連のメカニズムについて論述せよ。

    ぜひ参考にしてみてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    明星大学 地学概論1 2単位目

     (1)古生代に繁栄していた生物種が約2.5億年前のペルム紀の末に大量絶滅した。この生物大量絶滅のシナリオは、超巨大噴火が契機として起こったという考えがある。具体的には以下の三つの仮説が挙げられる。

     一つ目の仮説は、大量の火山灰の噴出や大規模森林火災・石炭層の燃焼によって、大量の粉塵が大気中に放出され、太陽光が遮られて光合成活動が行われなくなり、酸素欠乏に陥ったことである。

     二つ目の仮説は、火山ガスの二酸化炭素によって温暖化が起こり、海底のメタンハイドレードが溶け出して、空気中で燃えたため酸素欠乏に陥ったことである。

     三つ目の仮説は、地球を覆う粉塵のスクリーンで寒冷化が起こり、陸地の氷床が発達して大規模な海退が生じたため生物の大量絶滅が起こったことである。

     二つ目と三つ目は相反しているが、寒冷化が起こった後に温暖化したとする仮説もある。

    これらの仮説が超巨大噴火が原因であると考えられた理由について、プルームテクトニクス理論を用いて説明する。

    上部と下部のマントルの境界は高温高圧のため、プレートの残骸の岩石はゆっくりと密度の大きな物質...

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